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空き地図鑑

空き地、更地、使われていない資材置き場、オープンスペース、祭祀場、住居跡地など、「空いている場所」がもつ様々な機能、意味、魅力を探ります。      (※本ブログに掲載の写真および文章の無断使用(転用・転載など)は禁止しています。)

住宅街の空き地 1

利用されていない土地 – 開発や利用を待つ空き地

 

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住宅街の空き地の多くは舗装されておらず、様々な雑草が生えている。そして、このような空き地は、私たちに自然の季節ごとの変化を見せてくれる。

春の空き地では、枯れ草の隙間から雑草が顔を出し始め、夏になるとそれが大きく生育し、空き地全体を覆うこともある。

秋が深まるにつれて黄や赤に色づくものが増え、冬になると枯れて褐色に変化するものや、枯れずに越冬するものがある。

そして、その間、そこでは雑草たちのあいだで厳しい生存競争が繰り広げられる。

 

また、花の咲く空き地には蜜を目当てに蝶や蜂が集まり、バッタやクモなどの様々な虫や、それらを捕食するトカゲなどの動物が住み着くようにもなる。

このように、限られた広さしかない空き地にも様々な命の営みがあり、ここを一つの生態系として観察してみると面白いだろう。

特に、移動範囲が限られた子供たちにとって、空き地は身近に自然に触れられる貴重な遊び場ではないだろうか。                 

写真は、住宅街にあった家が2軒ほど建てられそうな広さの空き地である。

前日の雨でできた水たまりが、家や空を映し出し、普段とは異なる魅力的な風景が形づくられていた。

 

(no.2 水たまりのある空き地 茨城県