沖縄県南城市の道路沿いにあった、樹々に囲まれた謎の空き地である。
一見、資材置き場のようにもみえたが、写真右手前に通る道路はやや高い位置にあり、ガードレールで仕切られている。ここから資材などを搬入搬出するとは考えにくい。
正面から見た様子。
後日、気になって航空写真を参照したが、周辺には自然の森だけが広がっており、近くに畑があるようにもみえなかった。
かつては何かに使われていたのだろうか。あるいは、自然が生み出した空き地なのだろうか。
( no.118 沖縄県南城市)
ここも沖縄県国頭郡の道路沿いにあった用途不明の空き地である。
左奥にプレハブ小屋が見えるので、建設や土木に関わる土地だろう。
たとえば資材置き場、土砂置き場、廃棄物置き場、建設予定地、解体後の更地などが推測できる。だが、撮影時には重機やトラックなどの建設に関わるものは見あたらず、プレハブ小屋にも人気はなかった。
上の写真のように、敷地は左奥へ続いている。一方、右手前にも空き地が続いており、下の写真(3枚)のような端の一画につながっている。
(no.119 沖縄県国頭郡)
東京都内の集合住宅(左奥)の横にひっそりとあった緑の空き地である。
公開空地の場合、その前にそれを示す標識が立てられている場合が多いが、ここにはそれが見あたらない。
正面から見た姿。
内部の様子。
中央にはクスノキが植えられ、時々、剪定や雑草の刈り取りも行なわれているようだ。しかし、一見しただけでは何のための場所かわからず、デッドスペース化していると言えるかもしれない。
鬱蒼としていて独特の雰囲気があり、皆で楽しく利用する憩いの空間には見えない。しかし、そんな「目立たなさ」「暗さ」がこの空き地の魅力でもある。今後もコンクリートなどできれいに整備せず、このままの状態で残しておいてもらいたい。
春の様子。
(no.120 東京都小金井市)
東京メトロの北参道駅前にあった、柵に囲われた一画である。
以前、この場所の近くにある柵に囲われた空き地を「トマソンの空き地」として紹介したことがある。
しかし、この写真の空き地は、東京メトロの駅舎内部につながっており、そこには関係者専用とみられる入口(写真右上)があった。そのため、駅舎業務に関連して何かに使われているスペースと推測できる。ちなみに、通常の改札口は柵の外の、右手前にあるメトロの標識と地図が掛かっている所である。
この空き地は、駅に何らかの荷物を搬入する際、その仮置き場として使われるのだろうか?
しかし、車道からは離れているし、柵が邪魔して荷物の積み降ろしには適さないように思える。
いずれにせよ、駅の関係者に尋ねればすぐにわかることだろう。
(no.121 東京都渋谷区)