空き地図鑑

空き地、更地、使われていない資材置き場、オープンスペース、祭祀場、住居跡地など、「空いている場所」がもつ様々な機能、意味、魅力を探ります。 (※本ブログに掲載の写真および文章の無断使用(転用・転載など)は禁止しています。)

用途不明の空き地

f:id:akichiniiko:20200722204149j:plain沖縄県南城市の道路沿いにあった、樹々に囲まれた謎の空き地である。

一見、資材置き場のようにもみえたが、写真右手前に通る道路はやや高い位置にあり、ガードレールで仕切られている。ここから資材などを搬入搬出するとは考えにくい。

f:id:akichiniiko:20200722204202j:plain正面から見た様子。

 

後日、気になって航空写真を参照したが、周辺には自然の森だけが広がっており、近くに畑があるようにもみえなかった。

かつては何かに使われていたのだろうか。あるいは、自然が生み出した空き地なのだろうか。

( no.118 沖縄県南城市)

 

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ここも沖縄県国頭郡の道路沿いにあった用途不明の空き地である。

左奥にプレハブ小屋が見えるので、建設や土木に関わる土地だろう。

たとえば資材置き場、土砂置き場、廃棄物置き場、建設予定地、解体後の更地などが推測できる。だが、撮影時には重機やトラックなどの建設に関わるものは見あたらず、プレハブ小屋にも人気はなかった。

上の写真のように、敷地は左奥へ続いている。一方、右手前にも空き地が続いており、下の写真(3枚)のような端の一画につながっている。

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(no.119 沖縄県国頭郡) 

  

f:id:akichiniiko:20200722212020j:plain東京都内の集合住宅(左奥)の横にひっそりとあった緑の空き地である。

公開空地の場合、その前にそれを示す標識が立てられている場合が多いが、ここにはそれが見あたらない。 

f:id:akichiniiko:20200722212110j:plain正面から見た姿。

f:id:akichiniiko:20200722212127j:plain内部の様子。

中央にはクスノキが植えられ、時々、剪定や雑草の刈り取りも行なわれているようだ。しかし、一見しただけでは何のための場所かわからず、デッドスペース化していると言えるかもしれない。

鬱蒼としていて独特の雰囲気があり、皆で楽しく利用する憩いの空間には見えない。しかし、そんな「目立たなさ」「暗さ」がこの空き地の魅力でもある。今後もコンクリートなどできれいに整備せず、このままの状態で残しておいてもらいたい。 

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春の様子。

 (no.120 東京都小金井市)

  

 

f:id:akichiniiko:20200722200019j:plain東京メトロの北参道駅前にあった、柵に囲われた一画である。

以前、この場所の近くにある柵に囲われた空き地を「トマソンの空き地」として紹介したことがある。 

しかし、この写真の空き地は、東京メトロの駅舎内部につながっており、そこには関係者専用とみられる入口(写真右上)があった。そのため、駅舎業務に関連して何かに使われているスペースと推測できる。ちなみに、通常の改札口は柵の外の、右手前にあるメトロの標識と地図が掛かっている所である。

この空き地は、駅に何らかの荷物を搬入する際、その仮置き場として使われるのだろうか?

しかし、車道からは離れているし、柵が邪魔して荷物の積み降ろしには適さないように思える。

いずれにせよ、駅の関係者に尋ねればすぐにわかることだろう。

 (no.121 東京都渋谷区)