空き地図鑑

空き地、更地、使われていない資材置き場、オープンスペース、祭祀場、住居跡地など、「空いている場所」がもつ様々な機能、意味、魅力を探ります。 (※本ブログに掲載の写真および文章の無断使用(転用・転載など)は禁止しています。)

プロフィール

 

小澤 啓

空き地研究者 / 空看板観賞者

武蔵野美術大学大学院 造形研究科博士後期課程 造形芸術専攻 作品制作研究領域 修了 博士(造形)

 

子供の頃、家のそばにある空き地や雑木林へ、よく一人で遊びに出かけていました。

それらの場所には、公園やグラウンドなどの安全に管理された遊び場にはない特別な魅力があったからです。

その魅力の一つは、何にも束縛されず、自由な気持ちで過ごせたことです。空き地や雑木林は人気のない場所だったので、誰の目も意識することなく好きなことだけをして遊ぶことができました。

もう一つの魅力は、まれに神秘的な雰囲気を感じられたことです。

たとえば、一人で空き地や雑木林に佇み、ぼんやりと景色を眺めている時、自分と見ている対象との境界がなくなるような感覚を覚えることがありました。

30代に入るあたりで、それらの場所が持つ性格や魅力について探りたいと思うようになり、2012年から空き地の姿を写真で記録し始めました。

そして、2016年にブログ「空き地図鑑」(https://akichiniiko.hatenablog.com)を開設しました。ここでは、訪れた空き地を性格別に分類しながら紹介しています。

この研究の目的は、空き地が持つ様々な機能、魅力、価値などについて探ることです。

(※「空き地」の定義・分類の詳細はこちら → 空き地とは何か? - 空き地図鑑)

 

また、2014年から「使われていない看板や標識」に魅力を感じるようになり、2019年から本格的に撮影・観賞を始めました。

2023年には、それらを「空看板」と名付けて個人発行の写真集『空看板』を制作。

2026年にブログ「空看板フィールドノート」(https://emptysigns.hateblo.jp)を開設しました。ここでは空看板の撮影や観賞活動について綴っています。

 

 

【受賞】

・第9回 写真出版賞 サブカル・マニア部門 優秀賞(2023年)

作品名:空看板(※審査レポート:https://photo-albumpub.com/2023/12/12/9report/)

 

・オモコロ杯2020 銅賞(2020年)

作品名:余ってしまった土地4https://akichiniiko.hatenablog.com/entry/2018/09/16/220747

(※結果発表:https://omocoro.jp/cup-2020/)

 

・武蔵野美術大学卒業制作展 研究室賞(2007年)

 

 

【メディア掲載】

・日本経済新聞朝刊、日経電子版(2026年6月18日付)

文化面「カバーストーリー」にて、空看板の撮影・観賞活動について取り上げていただきました。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD094KG0Z00C26A6000000/

 

・The Japan Times(ジャパンタイムズ)(紙面 / web記事:2024年9月21日付)

特集記事 "Dealing with rising land vacancies as Japan shrinks" にて、Alex K.T. Martin 記者に空き地の研究活動について紹介していただきました。

Dealing with rising land vacancies as Japan shrinks - The Japan Times

 

・『散歩の達人』(2024年5月号)

「路上の収集家たちを収集する COLLECTOR'S COLLECTION  Vol.29」(株式会社交通新聞社、2024年4月)に掲載。

 

・『さんたつ by 散歩の達人』(2024年4月)

「空き地は別世界に通ずる窓。小澤啓さんに伺う「空き地」の魅力」(「散歩道場へようこそ」株式会社交通新聞社運営)に、インタビュー掲載。

https://san-tatsu.jp/articles/308296/#goog_rewarded

 

・『ティアズマガジン』(vol.146)

「Push&Review」(有限会社コミティア、2023年12月)に『空看板』のレビュー掲載。

 

・『週刊はてなブログ』

「ミニカー、かき氷、池やダムーー「とにかく情報がいっぱい集まっているブログ」の魅惑の世界」(2022年10月)に、ブログ「空き地図鑑」掲載。https://blog.hatenablog.com/entry/2022/10/13/113000

 

・『BRUTUS』(通巻958号)

「時代を変える!? 新肩書辞典」(マガジンハウス、2022年3月)に、空き地研究家としてインタビュー掲載。

 

(寄稿)

・XICO(フォトグラファーWEBマガジン)、「観察・収集としての写真 空き地研究」(コラム記事。掲載期間:2021年10月20日〜2024年9月11日)

・『テクノスケープガイド2020冬』「鉄塔と空き地」(テクノスケープレーベル、2020 年)

 

【著書】(※全て著者発行)

・『空看板』(80頁、2023年)

・『空き地学』vol.3(38頁、2019年)

・『空き地学』vol.2(30頁、2018年)

・『空き地学』vol.1(26頁、2017年)

・『空き地の風景学』(80頁、2015年)

 

【著作通販サイト】

空き地研究会 - BOOTH

 

【ブログ・SNS・メール】

・ブログ:空き地図鑑

・ブログ:空看板フィールドノート

・X(旧Twitter):https://twitter.com/Hi_Ozawa

・Instagram:https://www.instagram.com/akichigaku/

・メール:akichiniiko@gmail.com

 

【研究論文・報告書】

・「余ってしまった土地 ーブログ記事「余ってしまった土地を観察する」をもとにしてー」(『造形と教育』第16号、武蔵野美術大学教職課程高橋陽一研究室、2022年1月。)

・「建物等の痕跡が残る空き地 ーブログ記事「街で無名の遺跡を探す」もとにしてー」

(『造形と教育 武蔵野美術大学「教育学研究」ゼミナール報告書』第15号、武蔵野美術大学教職課程高橋陽一研究室、2021年1月。)

・「特徴的な景観をもつ空き地」

(『造形と教育 武蔵野美術大学「教育学研究」ゼミナール報告書』第11号、武蔵野美術大学教職課程高橋陽一研究室、2018年2月。)

・「自然災害によって生まれた空き地 ー茨城県常総市鬼怒川決壊地、宮城県東松島市・石巻市の津波被災地ー」

(『造形と教育 武蔵野美術大学「教育学研究」ゼミナール報告書』第10号、武蔵野美術大学教職課程高橋陽一研究室、2017年1月。)

・「空き地の機能と分類」

(『造形と教育 武蔵野美術大学「教育学研究」ゼミナール報告書』第9号、武蔵野美術大学教職課程高橋陽一研究室、2016年1月。)

など。