コミュニティセンター横の空き地
コミュニティセンターの隣に、ごくたまに使われる臨時駐車場の空き地がある。(コミュニティセンターは右隣)
空き地の中にはタイヤの跡がたくさんあった。たまたま最近使われたのだろう。しかし、いつもは基本的にガランとしていて、入り口にロープが張られていることもある。
中はほとんど手が加えられていないが、なぜか手前のほうに花壇だけ設けられていた。もちろん、これも長い間使われていないようだ…
冬で緑もなく殺風景だが、空き地ならではの清々しい雰囲気がある。
そして、これが空き地の隣にあるコミュニティセンターと駐車場。
それから一年以上経ち、暖かい時期の様子が気になったので再び訪れてみた。
雑草の緑がきれいな、いい佇まいの空き地に生まれ変わっていた。全体が草で覆われているより、このように土の部分がほどよく残されているほうが個人的には好みだ。雨のあとは所々水たまりができて、きっと魅力的な場所になるに違いない。
(no.266 茨城県龍ケ崎市)
利用者募集中
ここは一見するとただの空き地である。
地面にマンホールが出っ張っているのが特徴だ。かつてここに住家が建っていたか、あるいは売れ残った宅地かもしれない。しかし、よく見ると空き地の左端に「駐車場」の看板が立っていた。電話番号も書かれているので利用者募集中だとわかる。(※空き地の左隣は個人宅で駐車場ではない。)
こういう整備されてない空き地を、所有者が私的に駐車スペースに使うことがある。しかし、ここはこの状態のままで広く利用者を募っているのだ。看板がなければ誰も駐車場だと思わないだろう。だが、かつて駐車場として使われていた時期があったかもしれないし、実は現在も使われている可能性がある。
隣の敷地は何かの作業場だと思われる。塀には謎の穴がいくつもあいていた。
(no.267 茨城県龍ケ崎市)
人気のない賃貸駐車場
「契約者以外駐車お断り」の文字が入り口のトタンに書かれている。しかし、契約者がいるようには見えず、長い間放置されていると思われる。
入って左側。
右側。
奥のほう。草が茂り、敷地内にはタイヤで踏まれた形跡も見あたらなかった。ガランとしていてあたりは静かである。「忘れられた一画」という感じがして、とても良い。
(no.268 茨城県龍ケ崎市)
砂利が敷かれた空き地
ここが駐車場かどうか確信は持てないが、入り口の砂利の様子からしてそう思えた。工事関係車両が使う場所かもしれないし、あるいは、使われていない資材置き場やバス回転場などの可能性もある。
この場所について書かれた標識はどこにも見あたらなかった。左の電柱のそばに立つ標識は「砂町商店街」である。
おそらく、かつてこの土地全体に砂利が敷かれていたのだろう。しかし、年月が経つごとに雑草が勢力を伸ばし、このような姿になったと考えられる。
(no.269 茨城県龍ケ崎市)
夕陽と駐車場
長い間使われていない駐車場だけでなく、一時的に使われていない所も空き地とみなしてこれまで撮影してきた。
ここは現在も営業しているパチンコ店の駐車場だが、撮影時は閉店していたためか、車は一台もなく静かで魅力的な佇まいをしていた。
コンクリートの隙間から生える雑草、消えかかった白線などが放って置かれている雰囲気を引き立てていて良い。夕陽の綺麗さも相まって、しばらく佇んでいたくなる場所だった。
(no.270 茨城県土浦市)
広い駐車場
遠野市の国道沿いに、使われていない広めの駐車場を見つけた。
まずは入口の左隅から撮影。
使われなくなってからどれくらい経っているのだろうか。手前の柵は壊れかかっている。
内部の様子。
ここだけ白いコンクリートで舗装されていた。おそらくかつての駐車スペースだろう。
こんどは反対側。入口の右隅から撮影。
こっちの柵も壊れてしまっている。
そして、こちら側にも駐車スペースの跡があった。
地面には白線が残され、後ろの柵には札がついている。文字は読めなかったが、スペース番号が書かれていたのだろう。
駐車場はさらに奥へ続いており、遠くまでガランとした空間が広がっている。
継ぎ目やひび割れた所から雑草が生えていた。
駐車場の奥へ向かって左側に脇道が通っていたので、そこから内部の様子を撮影してみた。
上は入り口から少し入った一画。ここにも、地面にわずかに白線の跡が見える。
さらにその隣に続く一画。ここも一部が白いコンクリートで舗装されていた。
同スペースを奥から撮影。拡大すると側溝が通っていた。
そして、もう一つあるこの側溝を境界として…
ここが最奥のスペースになる。2、30年以上前なら、こういう場所でサッカーやキャッチボールなどをする子供がいて、遊び場になっていただろう。私なら意味もなく中をふらついていたに違いない。
(no.271 岩手県遠野市)
閉鎖された駐車場
医療施設の駐車場である。これを撮影した日、たまたま休診で使われていないかに思えた。しかし、後日この施設について調べたり、ストリートビューのタイムマシン機能で調べたところ、この駐車場は少なくとも7年前から使われていないようだった*1
駐車スペースは白線ではなく、ブロックが斜めに置かれ仕切られている。
(no.272 千葉県柏市)
市役所の臨時駐車場
交通量の多い道を歩いていて見つけた空き地。敷地の奥は市役所につながっているので、ここはその臨時駐車場とみられる。
なお、向かって左隣は交番、右隣は自動車販売店である。
しかし、市役所の駐車場にしてはここだけ浮いて見えた。ここは白いコンクリートで舗装されているようだが、庁舎そばにある駐車場は灰色のアスファルトである。また、手前にあるフェンスや左右に立つ塀は住宅の外構などでよく見られるものだ。
ひょっとしたら、かつてここには何かの施設か家が建っていて、その跡地が駐車場になったのではないだろうか。
閉ざされた出入口。ここが使われていた当時、この空き地はどんな姿をしていたのだろうか。
(no.273 茨城県取手市)
*1:Googleマップのストリートビューのタイムマシン機能で2012〜2019年にかけて撮影された4つの画像を確認したところ、どの年も現在のように入り口が閉鎖され使われていなかった。