ここは、偶然に余ってしまったか、あるいは、何らかの理由で残されたと考えられる土地だ。
写真の正面から左側にかけてマンションが建ち、右側にも別のビルが建っている。
二つのビルの外観は比較的新しく、敷地内は整備され管理も行き届いているようにみえる。しかし、この空き地だけ雑草が生えたまま放置されている。
もしかしたら、ここは隣接する建物の敷地には含まれず、別の独立した土地なのかもしれない。
また、マンションのゴミ集積所とも考えられたが、手前に柵(杭)が立てられたままで使われているようにも見えなかった。
(no.19 東京都武蔵野市)
上の写真は、歩道に囲まれた幅2m、奥行き1mほどの小さなデッドスペースだ。
広い通りから撮影したもので、歩道を写真の奥に進むと国際展示場駅にいたる。人通りの多い場所にあり、また、窪んだ場所なのでゴミがたまりやすいのだろう。
このスペースに歩道と同じくらいの高さの花壇を設置すれば、見栄えはいいのかもしれない。
それにしても、なぜ直線的に歩道を敷かず、わざわざこの空間を避けてつくったのか不思議である。
(no.20 東京都江東区)