空き地図鑑

空き地、更地、使われていない資材置き場、オープンスペース、祭祀場、住居跡地など、「空いている場所」がもつ様々な機能、意味、魅力を探ります。 (※本ブログに掲載の写真および文章の無断使用(転用・転載など)は禁止しています。)

敷地内の使われていない土地 

 

駅舎敷地内の空き地  

f:id:akichiniiko:20160208215551j:plainf:id:akichiniiko:20180324120418j:plain敷地内の建物が建っていない空地は、しばしば駐車場や庭、物置き場、畑などに有効利用される。

しかし、中には様々な理由で放置されてしまう場合もある。

上は、駅舎(国際展示場駅)と一体化した店舗敷地内の空き地である。

空き地を囲むフェンスと建物にはそれぞれ扉がみえるので、当初はここから荷物を搬入したり、物置き場として利用していたのかもしれない。

しかし、どうも最近まで使われていた様子は見られない。空き地のままけっこう経っているのではないだろうか。

 

撮影したのが夏だったので、雑草の緑が映えるきれいな空き地になっていた。 

(no.102 店舗敷地内の空き地 / 東京都江東区

 

 

使われなくなった出入り口 

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以前は使われていた場所が、何らかの理由で使われなくなって空き地になっていることがある。

上の空き地は、もとは敷地の入口や駐車場として使われていた可能性がある。

しかし、現在は看板が立てられ、手前には鎖がかけられていた。また、向かって右奥には低い柵もみえ、その先は家の庭などにつながっているようだった。

この空き地は、このように鎖や柵で囲まれているが、どちらも境界として厳重なものとはいえない。

ひょっとしたら、いつか通路として利用することを想定しているのかもしれない。

 

(no.103 使われてない出入り口 / 茨城県龍ケ崎市