都内にある塀が残された空き地。過去のストリートビュー画像を確認すると、財務省関東財務局の施設があった模様。
施設のほとんどが解体・撤去されたようだが、白いコンクリートの塀だけは空き地管理の目的で残されていると考えられる。なお、この塀の上には有刺鉄線が張られ、入口には緑の扉付きフェンスが設置されている。このフェンスは、おそらくここが空き地になってから設置したものだろう。
また、敷地内の出入り口付近にはコンクリートの道が残されているが、それ以外の場所は雑草が繁っていた。
私たちのまわりにある空き地には、土地の境界に柵が設けられていなかったり、簡単な柵が設けられただけの場所も多い。そして、これらはゴミなどが自然に入り込んで荒れたり、場所によっては不法投棄されることもある。しかし、この場所のように管理されていればその心配はなさそうだ。
(no.14 東京都港区)
この空き地は、基礎部分が残され、過去の建物の痕跡を残している。
基礎の形や残されたタイル、そして周りの建物から、過去にここにどんな建物が建っていたか色々想像をめぐらすことができる。
ここは、いつ解体作業が再開されるのか注目の場所だが、発見して2年近くたった今もこの状態のままである。
(no.15 東京都小金井市)