空き地図鑑

空き地、更地、使われていない資材置き場、オープンスペース、祭祀場、住居跡地など、「空いている場所」がもつ様々な機能、意味、魅力を探ります。 (※本ブログに掲載の写真および文章の無断使用(転用・転載など)は禁止しています。)

痕跡を残す空き地 1

 

プレハブ小屋前の空き地 

 

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空き地には、過去の痕跡を残すものがある。

これは散歩の途中で発見した、今は使われていないプレハブ小屋前の空き地である。

 

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この空き地の半分くらいはコンクリートで整地されていた。

おそらく、以前ここは何かの作業場として使われていたのだろう。

また、撮影した時は、不法投棄されたと思われるソファーやタイヤなどが、コンクリート部分を中心に散乱していた。

空き地の周りには家が少なく、夜間は人通りがほとんどない。こういう空き地は、簡単に環境が悪化してしまうのだろう。

 

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所々雑草や、低木まで生えているが、コンクリートや砂利のおかげで敷地全体を覆い隠すほどにはなっていない。 

プレハブ小屋は、比較的きれいにみえるので、ひょっとしたら数年前までは利用されていたのかもしれない。

それにしても、ここは何の作業を行う場所だったのだろうか?

車やバイクなどを修理する工場か、屋外看板などを製作する工場だったのかもしれない。

しかし、使われていた頃の姿をいろいろ想像するほど、今の状況が寂しく感じられる。

 

なお、これを撮影して数年後、ここに新たに車検の店ができ、この空き地はなくなってしまった。

  (No.12 茨城県龍ケ崎市

 

 

門が残る空き地  

f:id:akichiniiko:20171103184356j:plain最寄り駅のあまり栄えていない方の改札を出ると、外壁の一部と門が残された空き地があった。 

 

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おそらく、以前は会社の事務所か工場だったのだろう。

右の塀には表札の跡があり、屋外用の掲示板が残されている。

 

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また、ここも、敷地の地面の一部がコンクリートで整地されていた(下)。 

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中途半端に残された過去の痕跡。

ガランとした淋しい佇まい。

コンクリートの隙間から生える雑草。

空き地の前に立ってこれらの様子を眺めていると、自分や自分に関わるあらゆるものも、いつか消えていくという、ごく当たり前の事実についてしみじみと感じた。

また、人が出入りして働いていた頃を、土地そのものが記憶しており、それが時間を超え、今もその空間に漂っているようでもあった。

 

 (No.13 茨城県龍ケ崎市)